2014年11月号 Vol.05
花子の元気カルテ
vol.5 冬はもうすぐ 予防法を見直そう インフルエンザの季節到来

日ごとに気温が下がり、冬はすぐそこ。ハロウィンも終わり、街にはクリスマスのイルミネーションがあちこちに。困ったことにインフルエンザも流行りだします。

インフルエンザは毎年、冬に流行を繰り返し、人口の5~10%が罹患します。感染経路は接触感染もありますが、流行するときは飛沫感染(空気感染)が中心と考えられています。また潜伏期間はとても短く24~48時間位です。

風邪とインフルエンザは症状が似ていますが、風邪は鼻水やせき、のどの痛みなど、部分的な症状から始まることが多いもの。一方インフルエンザは、突然の高熱から始まり、咽頭痛、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状が強くでます。2~3日で解熱すると、その頃から鼻水、せき、たんなどの風邪の症状が目立ってきます。完全な回復には1~2週間かかります。

インフルエンザも風邪も予防法は同じ。マスクの着用や、外出後の手洗い、うがいを徹底し、オフィスや自宅などは適度な湿度を保ちましょう。十分な栄養摂取や休養も大切です。万一体内にウイルスが侵入しても、体の抵抗力が高ければ感染を防ぐこともできます。

またインフルエンザワクチンの接種を受けることは、接種者自身のメリットがあるだけでなく、家族、友人、同僚、そしてお年寄りや小さな子供たちを守ることにもなります。

インフルエンザ?と思ったら、早めに医療機関で受診してください。

年末に向かって、仕事もオフも慌しくなるもの。インフルエンザで、クリスマスや年末年始のイベントを台無しにしないためにも、しっかり体調管理をしておきましょう。

日本橋花子
日本橋で働く女性たちに、からだと心の健康についてアドバイスする産科・婦人科医師。
都内の某レディスクリニック院長
ニホンバシーモ 2014年11月号 vol.05